バナナ太郎 第二章「お馬鹿とど阿呆でちょっと愉快な仲間達」

これは、バナナ太郎が、鬼ヶ島に向かっている途中のお話。

バナナ太郎「…てかここどこ??」

早速迷子のバナナ太郎。

するとどこからともなく声が聞こえてきました。

???「あのー…すいません、、」

バナナ太郎「んー(´Д`)」

木の茂みから、一匹のサル(?)が現れました。

サル「バナナ太郎さん…ですよね?」

バナナ太郎「うん。そーっす。」

サル「バナナ太郎さんは、今からどこに行くのですか?」

バナナ太郎「鬼ヶ島ー。」

サル「…お腰に付けているそれは何ですか?」

バナナ太郎「ばーさんがくれたバナナ太郎よ!」

サル「えっと…すいません、一つ頂けますでしょうか?お腹がすいてて…」

バナナ太郎「いーよーはい、どうぞ」

サル「わー、ありがとう!お礼にお供します!!」

こうして、バナナ太郎はサルをお供にし、再び歩きました。

すると、次は岩のあいだから声が聞こえてきました。

???「バナナ太郎!発見ー!!!」

バナナ太郎「だ…誰やっ!!?」

サル「あ、イヌさん!」

イヌ「おー、さるまで!何しよるーん?」

バナナ太郎「鬼ヶ島に鬼退治に行く。」

イヌ「えー!マジー?いぬも行きたぁい♪♪」

バナナ太郎「あ、ありがとうww(いきなりすぎだろ!!!)」

こうして、バナナ太郎はイヌをお供にしました。

バナナ太郎とサルとイヌはまた、歩き出しました。

池の畔につきました。

???「(あ、あれはバナナ太郎だな)」

バナナ太郎「ちょっとここらで休憩でもするか…」

イヌ「さんせーい♪」

サル「鬼ヶ島まで、まだまだ遠いですね…」

バナナ太郎「まだ、愛媛から東京くらいの距離はあるんじゃね??」

イヌ「いや、アメリカだろww」

サル「そ、それはちょっと遠すぎかな…?ハハハ…」

???「(んー?バナナ太郎はこれから鬼ヶ島に鬼退治に行くのか…?…よしっ!じゃあ、鬼と一緒にバナナ太郎も退治してやるっ☆)」

???「おいっ!!バナナ!!!」

(ドカッ)←蹴る音

バナナ太郎「痛っ!!」

サル&イヌ「??」

バナナ太郎「いったぁあ。っておまっ!!あ、アヒル!お前かああ(゚Д゚)」

アヒル「久しぶりー☆」

バナナ太郎「許さん、マジで許さん。成敗してやる。」

アヒル「ぎゃあぁあぁあぁあぁあぁ!!」

(数分後)

イヌ「知り合い?」

バナナ太郎「あ、あーうん。」

アヒル「げほっ、あー、死ぬかと思った…」

バナナ太郎「お前…何してんの?」

アヒル「いや、あ、それはそのー…鬼退治に一緒に行こっかな~って思ってぇ…」

バナナ太郎「本当に?」

アヒル「イエス、おふこーす」

バナナ太郎「本当は、どさくさに紛れてウチのことを退治しようとしたんでしょ?」

アヒル「…はい。すんませんした。」

バナナ太郎「サル、イヌ、今日の晩飯はアヒルの丸焼きやでー!!」

アヒル「んきゃあぁあ!それだけは止めてぇ!!!」

バナナ太郎はなんだかんだでアヒルもお供にし、再び歩き始めました。

こうして、バナナ太郎と仲間達の大冒険が始まるのでした。