バナナ太郎 第1章「バナナから生まれたバナナ太郎?」

    むかーしむかし、あるところにちょっと変わったおじいさんと、毒舌でドSなおばあさんが仲良く(?)住んでました。

ある日、おじいさんは山へ熊と相撲を取りに…おばあさんは川へオシリを洗いに行きました。

おじいさんは、山へ行った約二十秒後、熊に吹き飛ばされ大怪我を負いました。
おばあさんは、川でオシリを洗い続けていました。
…すると、川上から、「どんぶらこ、どんぶらこ」としゃべりつづけながら大きな大きなバナナが流れて来ました。

おばあさん「なんやこれ!!!でかっ!これは持って帰ってシジイに一泡ふかせたろ!」

おばあさんはそう言ってバナナを家に持って帰りました。


おばあさんが家に帰ると、満身創痍なおじいさんが居間でみかんを食べていました。


おばあさん「ただいま。」
おじいさん「おー、おかえりー!…ってえええ!!?何その馬鹿でかいバナナ!!」
おばあさん「流れてきたけん、持って帰った♪」
おじいさん「いらねー…(゚Д゚)」
おばあさん「は?文句言わんとさっさと切れや。」
おじいさん「…すいません。」

おじいさんは、大きなバナナを切りました。すると…

なんと、中から小さな女の子がおむつ一丁で恐ろしい眼つきをしながらおじいさんとおばあさんを睨んでいました。

おじいさんとおばあさんは、この女の子をバナナ太郎と名付け、大切に育てました。
バナナ太郎はすくすくと育ち、2、3日で高校生くらいの女の子になりました。
そして、より恐ろしくなりました。

ある日…

バナナ太郎「ちょっと鬼退治行ってくる。」
おじいさん&おばあさん「は?」
バナナ太郎「そういうこと。行ってきます。」
おばあさん「ちょい待ち待ち待ち!!!これ持って行き!」

おばあさんはそう言ってバナナ太郎に、手作りのバナナ団子を渡しました。

バナナ太郎「え?ナニコレ。ハッシュドポテト?」
おじいさん「なんでやねん、どうやったらバナナ団子がハッシュドポテトに見えるんやねん!」
おばあさん「まあ、ええわ。行ってら。」

そんなこんなで、バナナ太郎は鬼退治に出発しました。

to be continue...